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悠渓(ゆうけい)

Author:悠渓(ゆうけい)
ペン字の練習記事を中心に、男子ごはん、映画、アホネタ、おばか絵など、日々の出来事を綴っています。

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08月06日(木)

パイロットペン習字 7月号 級位課題文No.460 C系統 切貼り手本

7月号の課題文
(8月10日締切)


【楷書 切貼り手本】
楷書切り貼り手本 枠入り画数付き
数字は漢字の画数です。
字粒のサイズ比は、漢字>かな>カナ
画数の少ない漢字は小さめに、多い漢字は大きめに書きます。


【行書 切貼り手本】
行書切り貼り手本 枠入り


さて、今回の課題文の漢字には、
久々に「行」が使われています。
当ブログでは課題文に「行」が含まれている場合、
恒例の「あれ」を繰り返すのが習わしとなっています。
お待たせしました(・▽・)ノこちら



*切貼り手本は狩田巻山先生の参考図書から集字して作成しています。
*字粒、字配りはご参考まで。
*この記事は更新する予定です。


 
08月05日(水)

百人一首を書く(七)

7 天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出(い)でし月かも

天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出(い)でし月かも
                     阿倍 仲麻呂

どんなふうにまとめるか、
いつも悩みます。
ともあれ基礎から学びたいので、
かなの形を活かしながら、
変体仮名を多用することなく、
素朴な構成を目指しました。

阿倍 仲麻呂(あべ の なかまろ)698~770年
19歳のとき遣唐使の一人として長安に渡る。
唐の大学に学び、時の皇帝、玄宗に仕え官職を重ねた。
優秀であった阿倍仲麻呂は玄宗にたいそう気に入られ、
長年、日本への帰国を許されなかった。

3年後
「日本へ帰りとうござります」
「ならぬ」
5年後
「日本へ帰りたいのです」
「だめ」
10年後
「日本へ帰る!」
「返さん」
20年後
「日本へ帰るつってんだろがオラ」
「やれるもんならやってみな」(半沢直樹の上司ふう)
30数年後
「しまいにゃあワレ、血ぃ見るど!」○(`o´;) 
「そこまで言うなら…そろそろ帰ってもよいぞ」
「え?マジェ?」(;゜▽゜)

*ゆうけい言葉字典
「マジェ」
若者言葉で「マジ」(本当?)が訛ったもの。
おバカな雰囲気を醸し出したいときに用いる。

さて、唐にいて望郷の思いがつのる仲麿でしたが、
30数年を経てようやく日本への帰国を許され、
送別の宴が催された時に詠まれたのが、冒頭のこの歌でした。

「天を見ると美しい月が昇っている。
あの月は、遠い昔、遣唐使に出かける時に、
祈りを捧げた春日大社のある三笠山に昇っているのと、
同じ月なのだ。ようやく帰れるのだなあ。」

(≡_≡) (しみじみ。。。)

こうして彼を乗せた船は日本に向け出帆したものの、
しばらくすると、哀れにもこの船は暴風に遭って漂流…、
ズブズブ。。。

はぁ?(;゜▽゜)!

*ゆうけい言葉字典
「ずぶずぶ」
1.船が沈む様子を表す
2.前検事長と賭け麻雀をしていた新聞記者たちとの間柄を表す(・o・)ノ

ヾ(-_-;) 。o0○(話題、古っ)

このとき船は危うく沈没を免れたものの漂流、
けっきょく仲麻呂は日本には辿り着けず、
長安に戻ることとなる。ガクッ…_| ̄|○

現在と違い、奈良時代には船で中国から日本へ帰るのは、
それこそ命がけの大事業でした。残念ながら船は難破し、
仲麻呂は戻った中国で54年暮らして、72歳でその生涯を閉じます。

かっ、可哀想だよね…。
せっかく希望に満ちたあの歌を詠んだのに…、
どんな想いで余生を過ごしたのやら…(இдஇ; )うぅ…

7 天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出(い)でし月かも(反転)
(夜空っぽい感じに加工してみました)

さて、この和歌についてあれこれ調べていると、
謎めいた考察(?)が見つかりました。

「奈良盆地から三笠山に月が昇るのを見ることは物理的に不可能!」

ん?(o・_・o)どゆこと?

どうやら、方角的に、月が見える位置が間違っているということらしいです。
だとすると、
仲麻呂は何故このような歌を作ったのだろう?(*・゛・) 

興味のある方はそちらの記事もご覧になってみてはいかがでしょう(・▽・)ノ
          (別の方のサイトに飛びます) こちら




 
07月06日(月)

パイロットペン習字 6月号 級位課題文No.459 C系統 切貼り手本

6月の課題

【楷書 切貼り手本】
楷書 切貼り手本

【行書 切貼り手本】
行書 切貼り手本

*切貼り手本は狩田巻山先生の参考図書から集字、作成しています
*字粒字配りはご参考まで



【楷書で練習中】
楷書で練習中
カチンカチンでつまらない(`ε´)
楷書でも、もうすこし柔らかい(軽やかな)表現を目指したいな。

【行書で練習中】
行書で練習中
斜めに撮ったら文字が扁平に…(汗)(そりゃそうだべ)
「庭」の字形がなんともイヤな形になった…(`ε´)気持ち悪いなー!

【草書で練習中】
草書で練習中
ちょっと古色っぽくしてみました。
「の」が二つあるので、
すこし変化をつけたもののあんまり変わらない(・o・)ノ

ヾ(-_-;) 。o0○(中途半端)

もうちょっと練習しよう(*・゛・) 

 
06月23日(火)

百人一首を書く(六)

      中納言 家持(ちゅうなごん やかまち 718ころ~785)
かささぎの渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける

先週、ツイッターに書写を載せた百人一首(六)です。
ここであらためて、どんな歌なのか内容を見てみます。

かささぎ
鳥の一種。名前からするとサギかと思ってしまいますがカラスの仲間らしいです。
中国では「七夕伝説における織姫と彦星の間をつなぐ掛け橋の役を担う鳥」
なのだそうです。

かささぎの渡せる橋
天の川を意味するらしい。

霜の白きを見れば
壮大な天の川の白い輝きを霜に見立てています。

【この歌の情景】
「暗い夜空を見上げれば輝く天の川が広がっていて、
白い霜のような星の群れを見つめていると、
ああ、夜も更けたな。。。と、しみじみ感じてしまうなぁ。」



さて、書写をするにあたっては、
まず、さまざまな現代書家が取り組んだ百人一首の作品を、
参考にさせてもらっておベンキョーします。
気に入った手本を選んでそのまま真似るのもよし、
部分的に変えてみるのもよし、
手本なしで一からすべて自力で作り上げるもよし…。

自分が目指しているのは、
1.変体仮名を多用しないで仮名本来の良さを活かすこと
(↑これは数年前、わかくさコンクールの時、
わかくさ通信に載っていた講師の先生によるアドヴァイスです。
最近になってどういうことなのか少しわかってきたように思います)
2.あまり凝ったことをせずに素朴な構成にすること
(個人的にゴチャゴチャしたのが嫌いなので)
3.字形や布置が美しいこと
(字形は基礎を重視。品よく仕上げたい)

おベンキョーを通じて、これらを追求して行けたらと思っています。

6.かささぎの渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける
(いちおう仕上がった書写)

修正を繰り返しながら何度か練習して、
もうちょい練り上げたいけど、もうこれ以上は、
進展しないナという段階が来たら清書します。
しかし出来上がった書写を見れば「ここはもう少しこうした方が…」と、
あらたな修正箇所が目に…(;゜▽゜)
そんな状況ですが、当面はそれで良しとしています。
ちなみに落款は赤のボールペンで手書きしといた(・▽・)ノ 
  ヾ(-_-;) 。o0○(手抜きすんな)

かささぎ
【かささぎ】

暗い夜空に浮かぶ天の川を題材とした作品なので、
こんな風にいじってみるのもいいかな。
(安易にそのまんま)
天の川に



 
05月31日(日)

パイロットペン習字 5月号 級位課題文No.458 C系統

今月の級位認定課題
今月は漢字、ひらがな、カタカナが交じっています。
字粒の目安は(以前にも書きましたが)
パイロットペン習字では、
漢字100・ひらがな80・カタカナ70(%)くらいの大きさです。
他流派、たとえば日ペンだとひらがなはもっと大きい。
けっきょくどのくらいの比率で書くのが良いかは、
自分の好みにもよりますね。

【切貼り手本・楷書】
楷書 切貼り手本
今月は漢字が5つしかありません。珍しい~!(;゜▽゜)

*切貼り手本は狩田巻山先生の参考図書から集字しています。
字粒、字配りはご参考まで。


【切貼り手本・行書】
行書 切貼り手本

「さわやか」の連綿については、
狩田先生のお手本がありますが、
「か」は変体仮名(可)なので使えないです。

さわやか連綿
三連綿はやらない方が良いので、
つなげるなら「さわ」「やか」に分けた方が無難かと思います。
「さ」終筆から「わ」のつなぎに入る部分は、
尖らないように丸く曲げます。

「する」の連綿はよく見かける形ですが、
「す」の字母は「寸」なので、最後は短め。
しかし連綿にするとつなぎの線が入って、
「す」の最後が長く伸びる。←このかたちが個人的に好きではない(`ε´)

でもつないでみるかな(・▽・)ノ

ヾ(-_-;) 。o0○(どっちなのだ)

【級位課題文の清書】(6月17日追捕)
今月の級位認定課題 清書
けっきょく楷書で仕上げました。

【添削課題の清書】
添削課題の清書
添削課題は3年がかりで初級、中級、上級と進むため、
4年目以降は再び同じ手本を繰り返し学ぶことになりますが、
市販されている参考図書を何冊か併習していれば、
同じ字であっても少し異なる書きぶりがいくつも載っているので、
それが新たな手本として使えます。