わかくさコンクール 平成31年度

昨年の秋に要項が発表されました。今回は和歌です。
こちらが課題文の画像。(ちっさ!)
2019年の課題文

構成や変体仮名の選択にはいつも悩みます。
まずは、いくつかのパターンを書いてみて、
その中から気に入った構成を選びます。
あとは変体仮名を入れ替えてみたり、
行間を変化させてみたりしながら詰めていきます。
今回はこんなかんじに仕上がりました。
清書

一定期間を経て課題文を見ながら書き直してみれば、
また違った作品になるでしょう。
どんな表現が良いのかは一概に言えません。
でも「こういうのはイヤ」という好みはあります。
そこが難しくもあり面白いところです。

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第34回 全国硬筆コンクール

今年も硬筆コンクールの締切に追われる時期がやってきました。
早いものです。

【今回の課題文(行書・草書による手本)】
行書と草書の手本

今回の課題は室生 犀星の有名な詩です。
(むろう さいせい1889年〈明治22年〉~1962年〈昭和37年〉)
石川県金沢市生まれの詩人・小説家


 「小景異情」   室生犀星

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの

よしや

うらぶれて異土の乞食となるとても

帰るところにあるまじや

───────────────────


(ふるさとは遠くにいて思うもので、

悲しく詠うもの。

仮に

落ちぶれて、よその土地で乞食になっても、

ふるさとは帰るところではないだろう)

*犀星は帰郷したときに、よほど辛い思いをしたらしく、
(冷たくあしらわれた?)
この詩からは、田舎なんか、もう二度と帰って来るものか、
といった心情が伝わってきます。

さて、このコンクールは手本を見て書いても良いし、
自運でも良いことになっています。
いつも自分なりに工夫して書くことが多いのですが、
今回は新しい試みとして、
毛筆における墨の濃淡が変化していく様子を、
ペンとインクを使って多少なりとも表現できないものか、
挑戦してみることにしました。
そんな試みが必要なのかどうかはともかく、
古筆をペンで臨書するときに役立ちそうな気がするので、
どんな作品に仕上がるのか見てみたいわけです。

言わば生体実験だよね(・▽・)ノ
ヾ(-_-;) 。o0○(どこが)

構成を変えながら何度か書き直していって、
最後にこんなふうになりました。
詩の表現としてどうなのかという気もしますが、
まずは自分の感覚を磨くことが大事なので、
あれこれ試行錯誤する中で得るものがあればと考えて取り組みました。

作品



【追補】 11月8日
10月に審査結果が出まして「金賞」を頂きました。
11月に入って賞状も届きました。
大きな賞ではありませんが、
自分があれこれ工夫したことをちょっとでも評価してもらえるのは、
ありがたいですね。

賞状

また次回も応募できると良いのですが(⌒-⌒)



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