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悠渓(ゆうけい)

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まとめ
12月20日(火)

粘帖本和漢朗詠集 ペンによる臨書(七)

和漢朗詠集もいよいよ、かな初登場となります。
かなの字形や連綿について多くを学ぶことが出来ますが、
ペン習字の現代文には使われない要素も含まれますので、
その点は気を付けています。

p16~p17 かな初登場 原本

p16~p17 かな部分 原本


在原元方(ありわらのもとかた)

年のうちに春は来にけりひととせを去年(こぞ)とや言はむ今年と言はむ

年のうちに春は来てしまったよ。
(まだ新年が来ていないというのに)
この一年を昨年と言おうか、それとも今年と言おうか。

原本は経年劣化や虫喰いなどにより、
文字の一部が消滅して見にくくなっていることがあります。
その場合、どう対処するかですが、
同じ字が何度も登場しますので、他ページを調べてみて、
完全な形で書かれている字形を見つけてきて、
それを参照しながら臨書の際に修復し、自然な形に再現します。

傷みが酷くてどう書かれていたのか判読しにくい時は、
いじらずにそのままの状態にしておくしかありません。

さて、臨書を終えて見直してみると…、
「度」「解」の二文字が左にずれてしまいました。

ヾ(-_-;) 。o0○(どこを見て書いているのやら)

p16~p17 かな初登場

古筆をペンで臨書する場合は当然ながら表現に限界があり、
とりわけ和漢朗詠集は漢字仮名交じり文ですので、
漢字部分とかな部分の線の違いをどう表すかという問題も出てきます。

一種類のペンだけを使って、漢字もかなも殆ど同じ線質で書く方法もあれば、
太さの異なるペン先を使い分けて、漢字とかなに変化を付けることで、
多少なりとも原本のニュアンスに近づけようとする試みもあろうかと思います。
(自分は後者ですがまだ試行錯誤中)

p16~p17 かな初登場 ペン先あれこれ

いずれにしてもペンによる古筆の臨書では、
どのようなエッセンスを汲み取ってペン字に生かしていくかが大事なわけで、
どんな方法を用いて書くかは人それぞれ考え方によります。

さて、話は変わりますが、
今回は原本の文字の一部が消えている部分を、
自分で補って臨書をすることにしたものの、
清書が終わってから見直したところ、
なんと誤って画数が一画、
不足している字が見つかりました。(汗)

なので上の清書画像には一つ、誤字が含まれています。

どこがとは言いません(・o・)ノ

あー、ミスってる箇所を探さないようにね(・▽・)ノ

ヾ(-_-;) 。o0○(てか、一目でバレてる)




 

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